本校の前身、荏原中学校は明治37年(1904)に日本体育会会長、子爵加納久宣によって設立され、今年で103年となります。

本校の創立に携わった方々は、当時の教育が知識のつめ込みにかたむく傾向にあったことを憂えて、知育・徳育・体育の三つが調和された教育の必要性を訴えてきました。

日本体育会は、この理想を実現するために、まず体育教師の養成機関をつくりました。日本体育大学の前身、体操学校です。さらに、教員養成に必要な実習校として本校の前身、荏原中学校を創立しました。

荏原中学校では、創立以来、優れた知力に加えて、健やかな精神とたくましい体力とを身につける教育を行ってきました。

この創立の精神-知・徳・体を三位一体とする教育の理想は、明治、大正、昭和、平成を通じて本校における教育の根本精神として受け継がれ、次第に根をおろし、実を結んできました。


日本体育会創立の13年後、本校は当時の荏原郡大井村に「荏原中学」として誕生しました。火災と戦災、2度の校舎焼失を経て、1949年に「荏原高校」となり、現在地に完成した新校舎で再出発しました。その後、生徒数が急増し、体育館、プール、志賀高原寮、多摩川の第2グラウンドなどを増設しました。

創立60周年記念事業として鉄筋4階建校舎を、70周年は武道館、温水プールを含む第2体育館を建設。さらに80周年には生徒集会所兼食堂、1988年には記念体育館を新築、また1997年の秋には2号館を建設しました。


全国大会や関東大会に出場する運動部の目覚ましい活躍ぶりは広く知られていますが、そうしたなかから数々の神話が生み出されています。

世界選手権および海外交流試合に出場した運動部に加え、甲子園での野球、西京極での駅伝、草薙競技場での円盤投げ高校新記録樹立、ゴルフの全国優勝(V5達成)など幾多の名場面を演じてきました。

今後、硬式野球部をはじめゴルフ、サッカーの強化部に加え、さらにバスケット、陸上競技、体操競技、柔道等にも力を入れ、第2の隆盛期の実現をめざしています。



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